トップ
>
晩節
ふりがな文庫
“晩節”の読み方と例文
読み方
割合
ばんせつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんせつ
(逆引き)
浄瑠璃
(
じょうるり
)
の言葉に琴三味線の
指南
(
しなん
)
して「
後家
(
ごげ
)
の
操
(
みさお
)
も立つ月日」と。八重かくてその身の
晩節
(
ばんせつ
)
を
全
(
まっと
)
うせんとするの心か。
我不
レ
知
われしらず
。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
当人の
心事
(
しんじ
)
如何
(
いかん
)
は知るに
由
(
よし
)
なしとするも、
左
(
さ
)
るにても
惜
(
お
)
しむべきは勝氏の
晩節
(
ばんせつ
)
なり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
晩節
(
ばんせつ
)
何かあらん、命みじかし、楽しまずして何の人生ぞや——と、
拳
(
こぶし
)
を膝に思いつめもしたが、そんな時、
怒
(
いか
)
る思いとは反対に、この老武人の眼は女のような涙にボロボロ濡れるのであった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
晩節(ばんせつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“晩節”の意味
《名詞》
晩年。
晩年の節操。
(出典:Wiktionary)
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
“晩”で始まる語句
晩
晩餐
晩方
晩酌
晩食
晩飯
晩秋
晩春
晩餐会
晩稲
“晩節”のふりがなが多い著者
石河幹明
吉川英治
永井荷風