“さるしま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
猿島50.0%
猴嶼50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村中へ知らせず日暮ひぐれて立出させし所に猿島さるしま河原迄いた火打ひうち道具を失念しつねん致したるを心付昌次郎はとり立戻たちもどる時私しは又たくにて心付子供等があと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いた日暮ひぐれに寶田村を立出猿島さるしま河原まで來りしが手元のくらければ松明をともさんとて火打道具を見るに火打いしわすれたり是れより昌次郎はお梅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先頃越後國猿島さるしま河原よりあとくらましたる昌次郎夫婦の者はおや憑司とはかりてころせし男女の死體したい己等おのれら着物きものきせそれより信州の山路やまぢにかゝりしのび/\に江戸へ來りて奉公口ほうこうぐち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
猴洲は猴ばかり住む処だ。アラビアの『千一夜譚』にも、わが邦の「猴蟹さるかに合戦」にも猴が島あり。『大清一統志』に福建の猴嶼さるしまあり。