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さじん
ふりがな文庫
“さじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
サジン
語句
割合
砂塵
87.5%
左刃
3.1%
沙参
3.1%
沙塵
3.1%
砂埃
3.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砂塵
(逆引き)
濛々
(
もうもう
)
と煙る
砂塵
(
さじん
)
のむこうに青い空間が見え、つづいてその空間の数が増えた。壁の脱落した
処
(
ところ
)
や、思いがけない方向から明りが
射
(
さ
)
して来る。
夏の花
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
さじん(砂塵)の例文をもっと
(28作品)
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左刃
(逆引き)
この日のかれの働きに、やや
左刃
(
さじん
)
の弱さかと思われた点は、ひと太刀で絶命するような斬れぶりのないことだった。瞬一瞬、手負いは増して行ったが、まだ一名の死者も出ない。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さじん(左刃)の例文をもっと
(1作品)
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沙参
(逆引き)
宿題は「園中秋草花盛開」で、蘭軒は五絶の体を以て、紫苑、秋海棠、
葒児
(
こうじ
)
、
鴨跖草
(
あふせきさう
)
、
玉簪花
(
ぎよくさんくわ
)
、
地楡
(
ちゆ
)
、
沙参
(
さじん
)
、
野菊
(
やきく
)
、
秋葵
(
しうき
)
の諸花を詠じた。席上課題は「柬友人約中秋飲」で、蘭軒に七絶一があつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
さじん(沙参)の例文をもっと
(1作品)
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沙塵
(逆引き)
その頃から風がつのりだして、暗黒の街中は
沙塵
(
さじん
)
がひどく舞った。曹仁、曹洪らの首脳は城に入って、
帷幕
(
いばく
)
のうちで酒など酌んでいた。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さじん(沙塵)の例文をもっと
(1作品)
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砂埃
(逆引き)
やがて自動車は、ゴールにはいるランナーのように、
砂埃
(
さじん
)
を立てて一段とヘビーをかけた。直線コースにはいるに従って、白塗の
停車場
(
スタンド
)
がギラギラ光って見えはじめた。
白妖
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
さじん(砂埃)の例文をもっと
(1作品)
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