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すなぼこり
ふりがな文庫
“すなぼこり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
砂埃
82.1%
砂塵
14.3%
砂塵埃
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砂埃
(逆引き)
すると、私自身でも思いがけなかったほど、その柱はひどくグラグラしていて天井から
砂埃
(
すなぼこり
)
が二人の
襟足
(
えりあし
)
に
雲脂
(
ふけ
)
のように降りかかって来た。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
すなぼこり(砂埃)の例文をもっと
(23作品)
見る
砂塵
(逆引き)
そのたびに半蔵らは口をふさぎ、顔をそむけて、深い
砂塵
(
すなぼこり
)
の通り過ぎるのを待った。乾燥しきった道路に舞い揚がる
塵埃
(
ほこり
)
で、町の空までが濁った色に黄いろい。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
すなぼこり(砂塵)の例文をもっと
(4作品)
見る
砂塵埃
(逆引き)
戸外
(
そと
)
は寒い風が、
道路
(
みち
)
に、時々軽い
砂塵埃
(
すなぼこり
)
を捲いていた。その晩は分けて電車の音も冴えて響いた。ましてお
酉
(
とり
)
さまと、女中などの言うのを聞けば、何となく冬も急がれる心地がする。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
すなぼこり(砂塵埃)の例文をもっと
(1作品)
見る
“すなぼこり”の意味
《名詞》
風などにより細かい砂が舞い上がって、埃のように見えるもの。
(出典:Wiktionary)
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