“さうぐう”の漢字の書き方と例文
語句割合
遭遇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何時いつ危險きけん遭遇さうぐうしてげてても、一見いつけんしてその所在しよざいわかるやうに、其處そこにはわたくししろシヤツをいて目標めじるして、いきほひめて少年せうねんとも發足ほつそくした。
ゆき子は、鎮静剤を貰つて、昏々こんこんと眠つてゐる。自分に遭遇さうぐうする一つ一つの事柄が、富岡には、宿命的に固い扉に押しつけられてゐるやうな気がしてきた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)