“ごだいめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幸四郎33.3%
五代目33.3%
菊五郎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幸四郎ごだいめの機嫌を取らないとね」三津五郎はちょっと考えたが
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「ナーニ私はうんと云います。がどうでしょう幸四郎ごだいめが?」
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あぶない、たな破鍋われなべちかゝるごとく、あまつさへべた/\とくづれて、薄汚うすよごれた紀州きしうネルをひざから溢出はみださせたまゝ、……あゝ……あゝつた!……男振をとこぶり音羽屋おとはや特註とくちう五代目ごだいめ)の意氣いき
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あの『綴合於伝仮名書とじあわせおでんのかながき』というのは、いつだったかねえ、お伝の所刑しょけいは九年ごろだったから——十一、二年ごろに菊五郎ごだいめ河竹黙阿弥かわたけもくあみさんに書下かきおろしてもらって
市川九女八 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)