“ごたかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御他界66.7%
御多界33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろ/\手を盡したが、その所在の解らぬまゝ、和泉守樣は嘆きのうちに御他界ごたかい、その後へ伯父の平馬殿が入つて後見して居られる
七代の將軍とあが家繼公いへつぐこうとぞ申したてまつる此君御不運ふうんにまし/\もなく御他界ごたかいにて有章院殿いうしやうゐんでんと號したてまつる是に依て此度は將軍家に御繼子けいしなく殿中でんちう闇夜あんや燈火ともしび
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さて寶永は七年つゞきて八年目の五月七日に正徳元年と改元かいげんあり正徳は五年つゞき六年目の三月朔日ついたちに享保元年と改元かいげんある然るに正徳三年の九月六代の將軍家宣公いへのぶこう御他界ごたかいあり御幼年の鍋松君なべまつぎみ當年八歳にならせ給ふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かんじけるまことに正直しやうぢき理非りひまつたふして糸筋いとすぢの別れたるが如くなりしとかや其後正徳しやうとく六年四月晦日みそか將軍家繼公しやうぐんいへつぐこう御多界ごたかいまし/\すなはち有章院殿と號し奉る御繼子けいしなく是によつて御三家より御養子ごやうしなり東照宮とうせうぐうに御血脉けつみやくちかきによつて御三家の内にても尾州公びしうこう紀州公きしうこう御兩家御帶座ごたいざにて則ち紀州公上座じやうざなほり給ふ此君仁義じんぎ兼徳けんとくにまし/\吉宗公よしむねこうと申將軍しやうぐんとなり給ふ其後そのご諸侯しよこうの心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)