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こまいぬ
ふりがな文庫
“こまいぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
狛犬
66.7%
高麗犬
8.3%
高麗狗
8.3%
狛
5.6%
石狛
5.6%
牡狗
2.8%
高麗狛
2.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狛犬
(逆引き)
徳永が嘆願する様子は、アラブ族が落日に対して拝するように心もち顔を天井に向け、
狛犬
(
こまいぬ
)
のように
蹲
(
うずくま
)
り、哀訴の声を呪文のように唱えた。
家霊
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
こまいぬ(狛犬)の例文をもっと
(24作品)
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高麗犬
(逆引き)
二人が帰って行く道は、その
路傍
(
みちばた
)
に
石燈籠
(
いしどうろう
)
や石造の
高麗犬
(
こまいぬ
)
なぞの見いださるるところだ。三
面
(
めん
)
六
臂
(
ぴ
)
を有し
猪
(
いのしし
)
の上に踊る三宝荒神のように、まぎれもなく異国伝来の系統を示す神の
祠
(
ほこら
)
もある。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
こまいぬ(高麗犬)の例文をもっと
(3作品)
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高麗狗
(逆引き)
石の
階段
(
きざはし
)
は雨風に打たれて
弓状
(
ゆみなり
)
に沈み、石の
高麗狗
(
こまいぬ
)
は二つながらごろりと横倒しになっている。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
こまいぬ(高麗狗)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
狛
(逆引き)
旧知己とは、社前に相対してぬかづいて居る一双の石の
狛
(
こまいぬ
)
である。詣づる人又人の手に撫でられて、其不格好な頭は黒く
膏光
(
あぶらびか
)
りがして居る。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
こまいぬ(狛)の例文をもっと
(2作品)
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石狛
(逆引き)
自分は昔、よく友人と此処へ遊びに来ては、『
石狛
(
こまいぬ
)
よ、汝も亦詩を解する奴だ。』とか、『石狛よ、汝も亦吾党の士だ。』とか云つて、幾度も幾度も杖で此不格好な頭を擲つたものだ。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
こまいぬ(石狛)の例文をもっと
(2作品)
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牡狗
(逆引き)
境内には松杉
銀杏
(
いちょう
)
の大樹が繁茂して余程広うございます(
寳暦
(
ほうれき
)
の年号が彫ってあります)
牝狗
(
あまいぬ
)
牡狗
(
こまいぬ
)
の小さいのが左右にあり、碑が立って居て、之に
慥
(
たし
)
か
鐵翁
(
てつおう
)
の句がございまして
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こまいぬ(牡狗)の例文をもっと
(1作品)
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高麗狛
(逆引き)
朱を刷いたような艶々した赭ら顔は年がら年中
高麗狛
(
こまいぬ
)
のように
獅子
(
し
)
噛み、これが、生れてからまだ一度もほころびたことがない。
顎十郎捕物帳:02 稲荷の使
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
こまいぬ(高麗狛)の例文をもっと
(1作品)
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“こまいぬ”の意味
《名詞》
こまいぬ【狛犬】
神社や寺院の入り口におかれる獅子や犬の姿をした一対の獣の像。
将棋の駒。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
こま
コマ