“弓状”の読み方と例文
読み方割合
ゆみなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、鍵穴から湯を注ぎ込む。すると、当然湿度が高くなるから、毛髪が伸長して、重錘おもりが紐の上に加わってゆき、勿論紐が弓状ゆみなりになってしまう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
石の階段きざはしは雨風に打たれて弓状ゆみなりに沈み、石の高麗狗こまいぬは二つながらごろりと横倒しになっている。
櫃台デスクの上にざらりと置き、「現金だぞ、酒を持って来い」と言った。見ると新しい袷を著て、腰の辺には大搭連おおどうらんがどっしりと重みを見せ、帯紐が下へさがって弓状ゆみなり弧線なりせんをなしている。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)