“櫃台”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
デスク75.0%
スタンド25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしはそれから日がな一日櫃台デスクの内側でこの仕事だけを勤めていたので、縮尻しくじりを仕出かすことのないだけ、それだけで単調で詰らなかった。
孔乙己 (新字新仮名) / 魯迅(著)
年齢としごろは忘れたが、つまり薬屋の櫃台デスクがわたしの脊長せたけと同じ高さで、質屋のそれは、ほとんど倍増しの高さであった。
「吶喊」原序 (新字新仮名) / 魯迅(著)
みなは家へ帰って寝てしまったが、阿五はまだ咸亨酒店の櫃台スタンドに凭れて酒を飲み、老拱もまたほがらかに唱った。
明日 (新字新仮名) / 魯迅(著)
一つは咸亨かんこう酒店で、四五人の飲友達が櫃台スタンドを囲んで飲みつづけ、一杯機嫌の大はしゃぎ。
明日 (新字新仮名) / 魯迅(著)