“脊長”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せた50.0%
たけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年齢としごろは忘れたが、つまり薬屋の櫃台デスクがわたしの脊長せたけと同じ高さで、質屋のそれは、ほとんど倍増しの高さであった。
「吶喊」原序 (新字新仮名) / 魯迅(著)
と格子から一歩そとへ踏み出すと、いきなり日燒けのした脊長たけの高い男が、殆ど私と同時に格子をあけようと外から手をかけてゐるところであつた。私はすぐ「きやつだな」と心でさう感じた。
蒼白き巣窟 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)