“膏光”の読み方と例文
読み方割合
あぶらびか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舊知己とは、社前に相對してぬかづいて居る一双の石のこまいぬである。詣づる人又人の手で撫でられて、其不恰好な頭は黒く膏光あぶらびかりがして居る。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
旧知己とは、社前に相対してぬかづいて居る一双の石のこまいぬである。詣づる人又人の手に撫でられて、其不格好な頭は黒く膏光あぶらびかりがして居る。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)