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狛
ふりがな文庫
“狛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こまいぬ
50.0%
こま
25.0%
コマ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こまいぬ
(逆引き)
舊知己とは、社前に相對してぬかづいて居る一双の石の
狛
(
こまいぬ
)
である。詣づる人又人の手で撫でられて、其不恰好な頭は黒く
膏光
(
あぶらびか
)
りがして居る。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
狛(こまいぬ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こま
(逆引き)
「今度初めて行く所だが、なんでも、北多摩の
端
(
はず
)
れで
秩父境
(
ちちぶざかい
)
にあたる所だというんだが、そこに、
高麗
(
こま
)
村の
狛
(
こま
)
家というえらい旧家があるそうじゃ」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狛(こま)の例文をもっと
(1作品)
見る
コマ
(逆引き)
駒は、獅子に対する
狛
(
コマ
)
犬である。今は神社にだけ残つたが、元は、貴族の間に使はれて居た。其が今日では、狛を駒と解して、馬の形に変つてしまつたから、訣が訣らなくなつて了うた。
田遊び祭りの概念
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
狛(コマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
狛
漢検準1級
部首:⽝
8画
“狛”を含む語句
狛犬
狛家
狛江
狛笛
狛錦
石狛
狛君
狛田
高麗狛
“狛”のふりがなが多い著者
石川啄木
吉川英治
折口信夫