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こまい
ふりがな文庫
“こまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小舞
63.6%
木舞
36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小舞
(逆引き)
床
(
とこ
)
の壁が落ち、横長窓の
小舞
(
こまい
)
の
女竹
(
めたけ
)
が折れて居たりして、わしは不快になり、明日から、
早速
(
さっそく
)
、職人を入れて修理する様に杉山に命じた。
面
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
信長から、
於蘭
(
おらん
)
、ひとつ
小舞
(
こまい
)
せい、といわれればすすんで舞い、
鼓
(
つづみ
)
をせよと命じられれば、非常によい
高音
(
たかね
)
をその
掌
(
たなごころ
)
から出して聞かせた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こまい(小舞)の例文をもっと
(7作品)
見る
木舞
(逆引き)
太陽は入江の水平線へ
朱
(
しゅ
)
の一点となって没していった。
不弥
(
うみ
)
の
宮
(
みや
)
の
高殿
(
たかどの
)
では、
垂木
(
たるき
)
の
木舞
(
こまい
)
に
吊
(
つ
)
り
下
(
さ
)
げられた
鳥籠
(
とりかご
)
の中で、
樫鳥
(
かけす
)
が習い覚えた
卑弥呼
(
ひみこ
)
の名を一声呼んで眠りに落ちた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
木舞
(
こまい
)
をつける際には
金槌
(
かなづち
)
のひと打ちで釘をすっかり打ちこむことができるのをおもしろく思った。その次には、壁土をこね板から壁にきれいに速く移すのが、わたしの野心となった。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
こまい(木舞)の例文をもっと
(4作品)
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