“ぐんじたいゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
郡司大尉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日けふ郡司大尉ぐんじたいゐ短艇遠征たんていゑんせいかうを送るに、ねて此壮図このさうと随行ずゐかうして其景況そのけいきやうならびに千島ちしま模様もやうくはしくさぐりて、世間せけん報道はうだうせんとてみづから進みて、雪浪萬重せつらうばんちよう北洋ほくやう職務しよくむためにものともせぬ
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
これはまた格別かくべつにぎはひ、郡司大尉ぐんじたいゐ壮行さうかうをまのあたり見て、子やまごかたりて教草をしへぐさにせんと、送別さうべつほか遊人いうじんも多くして、かへさはつゑこゝきしもすくなからで、また一倍いちばいにぎはひはありしならん
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)