“くんとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薫陶94.3%
勳等2.9%
薫湯2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弱くも強くも、たけくも優しくも、平家の人たちは、みなそれぞれに高い薫陶くんとうをうけていた。自然、人がらの良さがあったと思う。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それゆゑにこれ異變いへんがあるたびに、奉幣使ほうへいしつかはして祭祀さいしおこなひ、あるひ神田しんでん寄進きしんし、あるひ位階いかい勳等くんとうすゝめて神慮しんりよなだたてまつるのが、朝廷ちようてい慣例かんれいであつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
茶が煮えると、諸葛均しょかつきんは、うやうやしく玄徳に、一碗の薫湯くんとうを献じて
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)