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くはがた
ふりがな文庫
“くはがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鍬形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍬形
(逆引き)
緋縅
(
ひをどし
)
の鎧や
鍬形
(
くはがた
)
の
兜
(
かぶと
)
は成人の趣味にかなつた者ではない。勲章も——わたしには実際不思議である。なぜ軍人は酒にも酔はずに、勲章を下げて歩かれるのであらう?
侏儒の言葉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
剩
(
あまつさ
)
へ
辿
(
たど
)
り
向
(
むか
)
ふ
大良
(
だいら
)
ヶ
嶽
(
たけ
)
の
峰裏
(
みねうら
)
は——
此方
(
こちら
)
に
蛾
(
ひとりむし
)
ほどの
雲
(
くも
)
なきにかゝはらず、
巨濤
(
おほなみ
)
の
如
(
ごと
)
き
雲
(
くも
)
の
峰
(
みね
)
が
眞黒
(
まつくろ
)
に
立
(
た
)
つて、
怨靈
(
をんりやう
)
の
鍬形
(
くはがた
)
の
差覗
(
さしのぞ
)
いては
消
(
き
)
えるやうな
電光
(
いなびかり
)
が
山
(
やま
)
の
端
(
は
)
に
空
(
くう
)
を
切
(
き
)
つた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くはがた(鍬形)の例文をもっと
(2作品)
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