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くわがた
ふりがな文庫
“くわがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鍬形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍬形
(逆引き)
緋縅
(
ひおどし
)
の
鎧
(
よろい
)
や
鍬形
(
くわがた
)
の
兜
(
かぶと
)
は成人の趣味にかなった者ではない。勲章も——わたしには実際不思議である。なぜ軍人は酒にも酔わずに、勲章を下げて歩かれるのであろう?
侏儒の言葉
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今日でも
骨身
(
ほねみ
)
に
滲
(
し
)
みるようにその時心配をした事を記憶しておりますが、実は、聖上御覧の間に、楠公の甲の
鍬形
(
くわがた
)
と鍬形との間にある
前立
(
まえだて
)
の剣が、風のために揺れて
幕末維新懐古談:70 木彫の楠公を天覧に供えたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
その日の
装立
(
いでたち
)
は、
褐
(
かちん
)
に白と黄の糸で千鳥が岩に群れ遊んでいる直垂、
紫裾濃
(
むらさきすそご
)
の鎧、
鍬形
(
くわがた
)
打った兜の緒をしめ、
黄金作
(
こがねづく
)
りの太刀、
切斑
(
きりふ
)
の矢二十四本を背に、重籐の弓を持ち
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
くわがた(鍬形)の例文をもっと
(11作品)
見る
“くわがた”の意味
《名詞》
鍬の形状をしたもの。
兜につける前立ち物の一つ。
「くわがたむし」の略。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
くはがた