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きにん
ふりがな文庫
“きにん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
貴人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴人
(逆引き)
かの
淵
(
ふち
)
に
灵
(
れい
)
ありといふは、むかし永光寺のほとりに
貴人
(
きにん
)
何某
(
なにがし
)
住玉ひしに、その
内室
(
ないしつ
)
色情
(
しきじやう
)
の
妬
(
ねたみ
)
にて
夫
(
をつと
)
をうらみ、東光が淵に身を
沈
(
しづ
)
め、
冤魂
(
ゑんこん
)
悪竜
(
あくりゆう
)
となりて人をなやまししを
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
或日
手島良助
(
てじまりょうすけ
)
というものが抽斎に一の秘事を語った。それは江戸にある某
貴人
(
きにん
)
の窮迫の事であった。貴人は八百両の金がないために、まさに苦境に陥らんとしておられる。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
お
富
(
とみ
)
と云るが
姉妹
(
はらから
)
共に
心操
(
こゝろばえ
)
優
(
やさ
)
しく何處となく
品
(
ひん
)
よき
生質
(
うまれつき
)
なれば如何なる
貴人
(
きにん
)
の娘といふとも
恥
(
はづか
)
しからず
斯
(
かゝ
)
る在所には珍しき者にて殊に
兩人
(
ふたり
)
とも
親思
(
おやおも
)
ひの
孝行
(
かうかう
)
者なれば
今
(
いま
)
父
(
ちゝ
)
十兵衞が
年貢
(
ねんぐ
)
の金に
差詰
(
さしつま
)
り身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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(9作品)
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