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きいん
ふりがな文庫
“きいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
気韻
52.6%
起因
21.1%
基因
10.5%
鬼韻
5.3%
崎尹
5.3%
紀昀
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気韻
(逆引き)
この時春琴の姉が十二歳すぐ下の妹が六歳で、ぽっと出の佐助にはいずれも
鄙
(
ひな
)
には
稀
(
まれ
)
な少女に見えた分けても盲目の春琴の不思議な
気韻
(
きいん
)
に打たれたという。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
きいん(気韻)の例文をもっと
(10作品)
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起因
(逆引き)
かかる短時日の間に生じたこの驚くべき思想上の変化は、そも/\何に
起因
(
きいん
)
するのであろうか。
クロイツェル・ソナタ:02 解題
(新字新仮名)
/
米川正夫
(著)
きいん(起因)の例文をもっと
(4作品)
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基因
(逆引き)
此理
(
このり
)
を知らざる者は海を
距
(
さ
)
る事遠き所に於て鹹水貝殼の
積聚
(
せきしう
)
するを見れば頗る
奇異
(
きゐ
)
の思ひを作すべし。大人云々の説有る盖し此に
基因
(
きいん
)
するならん。果して然らは所謂「大人踐跡」とは何者を指すか。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
きいん(基因)の例文をもっと
(2作品)
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鬼韻
(逆引き)
音色に
鬼韻
(
きいん
)
のあるのは好ましいとさえ思うが、
八寒嘯
(
はっかんしょう
)
という銘の意味を酌むと、なにもかも白い氷に
凍
(
い
)
てている天地が想像されてならない。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聞くからに寒い音色や、春日平六の言った
鬼韻
(
きいん
)
というような階調が、ほの暗い闇にうごく彼の指先からあやつり出された。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きいん(鬼韻)の例文をもっと
(1作品)
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崎尹
(逆引き)
去歳七月、貴国の使介船、国王の書翰を
齎
(
もたら
)
し、我が肥前長崎港に到る。
崎尹
(
きいん
)
伊沢
美作守
(
みまさかのかみ
)
、受けてこれを江戸府に達す。我が主、親しくこれを読む。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
きいん(崎尹)の例文をもっと
(1作品)
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紀昀
(逆引き)
わたくしは最後に『閲微草堂筆記』を受持つことになりましたが、これは前の『子不語』にまさる大物で、作者は
観奕道人
(
かんえきどうじん
)
と署名してありますが、実は
清
(
しん
)
の
紀昀
(
きいん
)
であります。
中国怪奇小説集:17 閲微草堂筆記(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
きいん(紀昀)の例文をもっと
(1作品)
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