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気韻
ふりがな文庫
“気韻”の読み方と例文
旧字:
氣韻
読み方
割合
きいん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きいん
(逆引き)
水に映って、それは
閑雅
(
かんが
)
な
灯
(
ひ
)
のちらちらであろうと思えた、この支流である飛騨川の峡谷はまた本流の蘇川峡とは別趣の
気韻
(
きいん
)
をもって私に迫った。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
この時春琴の姉が十二歳すぐ下の妹が六歳で、ぽっと出の佐助にはいずれも
鄙
(
ひな
)
には
稀
(
まれ
)
な少女に見えた分けても盲目の春琴の不思議な
気韻
(
きいん
)
に打たれたという。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
神の存在を認めないのではなく、この人々には、落ちついて、
神
(
かん
)
さびた
気韻
(
きいん
)
に浴する余裕がないのだ——とすれ違った老人が、あきれたようにつぶやいた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気韻(きいん)の例文をもっと
(10作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
韻
常用漢字
中学
部首:⾳
19画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気韻”のふりがなが多い著者
伊藤左千夫
谷崎潤一郎
夏目漱石
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岡本かの子
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太宰治