“がくどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
額堂36.8%
咢堂31.6%
楽堂21.1%
学堂5.3%
学童5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊藤喜兵衛いとうきへえは孫娘のおうめれて、浅草あさくさ観音の額堂がくどうそばを歩いていた。其の一行にはお梅の乳母のおまき医師坊主いしゃぼうず尾扇びせんが加わっていた。喜兵衛はお梅を見た。
南北の東海道四谷怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
尾崎咢堂がくどうは政治の神様だというのであるが、終戦後、世界聯邦論ということを唱えはじめた。彼によると、原始的な人間は部落と部落で対立していた。
続堕落論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
大正五年十一月六日 恵那えな中津川に小鳥狩を見る。四時庵にて。島村久、富岡俊次郎、田中小太郎、清堂、零余子れいよし、はじめ、泊雲、楽堂がくどう同行。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
こなたもりなる学堂がくどう
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
山猫拝やまねこはいと書いたおかしな葉書はがきが来たので、こどもが山の風の中へ出かけて行くはなし。かなら比較ひかくをされなければならないいまの学童がくどうたちの内奥ないおうからの反響はんきょうです。