“がくだう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
樂堂50.0%
額堂50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがきざはしの高い樂堂がくだうから落ちる荘嚴なオルガンの響きと調和したやうに、胸に自分の希望が悲しく痛くよみ返つてゐた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
持物等もちものとうに至る迄風雅ふうがでもなく意氣いきでも無くどうやら金の有さうな浪人らうにんとおゆうは大いに重四郎に惚込ほれこみしが翌日は上の宮へ參詣さんけいなし額堂がくだうにて重四郎はお勇とたゞ兩人差向さしむかひの折柄をりからお勇は煙草たばこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)