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『続堕落論』
ふりがな文庫
『
続堕落論
(
ぞくだらくろん
)
』
敗戦後国民の道義頽廃せりというのだが、然らば戦前の「健全」なる道義に復することが望ましきことなりや、賀すべきことなりや、私は最も然らずと思う。 私の生れ育った新潟市は石油の産地であり、したがって石油成金の産地でもあるが、私が小学校のころ、中 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文学季刊 第二号(冬季号)」1946(昭和21)年12月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
落着
(
おちつき
)
蓋
(
けだ
)
就
(
つい
)
甚
(
はなはだ
)
朕
(
ちん
)
頽廃
(
たいはい
)
謳歌
(
おうか
)
訣別
(
けつべつ
)
袂
(
たもと
)
術
(
すべ
)
綺麗
(
きれい
)
節
(
ふし
)
狎
(
な
)
淳朴
(
じゅんぼく
)
沈淪
(
ちんりん
)
欺瞞
(
ぎまん
)
概
(
おおむ
)
乏
(
とぼ
)
曰
(
いわ
)
曠野
(
こうや
)
敢
(
あえ
)
掴
(
つか
)
憑
(
つ
)
惨
(
みじ
)
尚
(
なお
)
孜々
(
しし
)
堕
(
お
)
哉
(
かな
)
咢堂
(
がくどう
)
却々
(
なかなか
)
冒涜
(
ぼうとく
)