“がいけん”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
外見	50.0%
概見	50.0%

外見

親類なぞに対して外見（がいけん）をよそおうような場合だろうか。こう彼は節子の居ないところで独（ひと）り自分に言って見た。

新生 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)

概見

孔子（こうし）、古（いにしへ）の仁聖（じんせい）賢人（けんじん）を^（一七）序列（じよれつ）する、呉（ご）の太伯（たいはく）・伯夷（はくい）の倫（ともがら）の如（ごと）きも詳（つまびらか）なり。余（よ）の聞（き）く所（ところ）を以（もつ）てすれば、^（一八）由光（いうくわう）の義（ぎ）至（いた）つて高（たか）し。^（一九）其文辭（そのぶんじ）少（すこ）しも概見（がいけん）せざるは何（なん）ぞ哉（や）。

国訳史記列伝：01 伯夷列伝第一 (旧字旧仮名) ／ 司馬遷(著)