“かんごふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
看護婦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやとおもふと、灰色はひいろひらきいて、……裏口うらぐちですから、油紙あぶらがみなんからかつた、廊下らうかのつめに、看護婦かんごふつて、ちやう釣臺つりだい受取うけとところだつたんですつて。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
病院びょういん小使こづかい看護婦かんごふ、その子供等こどもらなどはみな患者かんじゃ病室びょうしつに一しょ起臥きがして、外科室げかしつには丹毒たんどくえたことはい。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
姉さんは赤十字の看護婦かんごふだそうよ。じぶんは先生になりたいって、それも綴方つづりかたに書いてあるの。きいたって口ではいわないくせに、綴方だと、すごいこと書くのよ。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)