トップ
>
かるがる
ふりがな文庫
“かるがる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
軽々
94.4%
佻々
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽々
(逆引き)
かなり裕福な商家であったが、次男坊で肌合の変っていた三四郎は、W大学の英文科を
卒
(
お
)
えると、教師になって
軽々
(
かるがる
)
諸国行脚の途についた。
寒の夜晴れ
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
それでも
革舟
(
コラクル
)
はただちょっと跳ね上って、
弾機
(
ばね
)
仕掛のように踊り、鳥のように
軽々
(
かるがる
)
と向側の波窪へ降りてゆくのであった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
かるがる(軽々)の例文をもっと
(17作品)
見る
佻々
(逆引き)
他
(
か
)
れもまた少しく恐れて、
件
(
くだん
)
の鯀化、黒面などを呼びよせ、洞ちかく守護さしつつ、
自身
(
おのれ
)
も
佻々
(
かるがる
)
しく
他出
(
そとで
)
したまはざりしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
彼の黒衣が
虚誕
(
いつわり
)
を、それとも知らで聴水が、
佻々
(
かるがる
)
しくも信ぜしこそ、年頃なせし悪業の、天罰ここに報い来て、今てる空の月影は、即ちその身の運のつき、とは
暁得
(
さと
)
らずしてひたすらに
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
大王これを
聞
(
きこ
)
し召して、
聊
(
いささ
)
か心に恐れ給へば、
佻々
(
かるがる
)
しくは
他出
(
そとで
)
もしたまはず。さるを
今
(
いま
)
和主が、一
箭
(
ぜん
)
の
下
(
もと
)
に
射殺
(
いころ
)
したれば、わがために
憂
(
うれい
)
を去りしのみか、
取不直
(
とりもなおさず
)
大王が、
眼上
(
めのうえ
)
の
瘤
(
こぶ
)
を払ひしに等し。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
かるがる(佻々)の例文をもっと
(1作品)
見る
“かるがる”の意味
《形容動詞》
(重いものなどを)かるそうに。
身軽に。
軽く。いとも簡単に。容易く。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かる/″\
かる/\
かろがろ
かろがろし
けいけい
けい/\
ほのか