“かろがろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
軽々90.0%
5.0%
軽〻5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うかれ男 (故更に厳粛の貌を装ひ)や、それこそは邪法の内秘、吉利支丹きりしたん宗門の真言しんごん軽々かろがろしうは教へられぬ。したが白萩よく聞きや。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
しかし口碑などと云ふものは、もとよりかろがろしく信ずべきでは無いが、さればとて又みだりに疑ふべきでも無い。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
真の定鼎はまだ此方このほうに蔵してあるので、それは太常公のいましめしたがって軽〻かろがろしく人に示さぬことになっているから御視おみせ申さなかったのである。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)