“かひせう”の漢字の書き方と例文
語句割合
甲斐性100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定めて定めて二人そろつて甲斐性かひせうのある親をば持つてゐるのであろ、私が息子の与太郎よたらうは今日の休みに御主人から暇が出て何処へつてどんな事して遊ばうとも定めし人がうらやましかろ、ととさんはのみぬけ
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さだめてさだめて二人ふたりそろつて甲斐性かひせうのあるおやをばつてるのであろ、わたし息子むすこ與太郎よたらう今日けふやすみに御主人ごしゆじんからひま何處どこつてんなことしてあそばうともさだめしひとうらやましかろ、とゝさんはのみぬけ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)