“かつこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
恰好83.3%
格好8.3%
郭公8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色こそせたれ黒のフロックコート端然と着なしたる、四十恰好かつこうの浅黒き紳士は莞爾くわんじとして此方こなたちかづきたる、れ交際家として牧師社会に其名を知られたる、永阪教会の長谷川なにがしなり、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
それは女の心を転じさすには恰好かつこうの調子の詞であつた。
計画 (新字旧仮名) / 平出修(著)
すや否や、門野はすぐ恰好かつこうなのを見付けてた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
かゝる紀念塔きねんたふつるには恰好かつこう地形ちけいだから
よく肥えた、眼のクル/\した、おどけた恰好かつこうの男の子が突つ立ちました。
掃除当番 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
あま格好かつこうではござりませぬ。
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
朝、最も早く啼くのが郭公かつこうである、くわつくわう/\と啼く、鋭くして澄み、而もその間に何とも言ひ難いさびを持つたこの聲が山から溪の冷たい肌を刺す樣にして響き渡るのは大抵午前の四時前後である。
山寺 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)