“かちまけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勝負50.0%
輸臝25.0%
輸贏25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相撲なら、ここで定基の出足さえ速かったら、匡衡は手もなく推出されてしまうところだったが、何も定基は勝負かちまけを争うつもりのわけでは無かったから、追窮するような態度に出無かった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
駐在所ちうざいしよたよ」悉皆みんななかくびれるやうにしてそつかたつた。悉皆みんなしきりに輸臝かちまけにのみこゝろうばはれてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
これは殺風景なる輸贏かちまけの沙汰もその身に取りては競争の面白ければにや、いづれも夜の更けしをも知らぬさまなり、花子は身にしむ寒さにふと心づき、おや
当世二人娘 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)