“おもひこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
思込100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も/\若氣わかげ思込おもひこんだやうな顏色かほいろをしてつた。川柳せんりう口吟くちずさんで、かむりづけをたのし結構けつこう部屋へやがしらの女房にようばうしからぬ。
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しからば矢張やはり失戀しつれんであらう! ぼくはおきぬ自分じぶんもの自分じぶんのみをあいすべきひとと、何時いつにか思込おもひこんでたのであらう。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
若氣わかげ思込おもひこんだやうな顏色かほつきをしてつた。川柳せんりう口吟くちずさんでかむりづけをたのしむ、結構けつこう部屋へやがしらの女房にようばうを、ものして、るからしからぬ。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)