“おほやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
大山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十一月の廿七日かに大山おほやまの(相州)うしろの丹波山たんばやまの森へはいつた時などは雪中せつちうで野宿同樣な目をした事もある。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)
見送みおくるとちいさくなつて、一大山おほやま背後うしろへかくれたとおもふと、油旱あぶらでりけるやうなそらに、やまいたゞきから、すく/\とくもた、たきおとしづまるばかり殷々ゐん/\としてらいひゞき
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)