“おおやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大山95.5%
巨山4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、大山おおやまいわお〕とか井上いのうえかおる〕とかいう如きは、左様さようの政治上の野心のある人でない。特に、大山の如きは政治の趣味すら持たれぬ様である。
昔四谷通は新宿より甲州こうしゅう街道また青梅おうめ街道となり、青山は大山おおやま街道、巣鴨は板橋を経て中仙道なかせんどうにつづく事江戸絵図を見るまでもなく人の知る所である。
その動かざる事山のごとく、その形もまた巨山おおやまのごとき黒き物なり、大氷山か? 大氷山か? あらず、大氷山ならば白きはずなり、余は怪訝いぶかりにたえず、眼を皿のようにして見詰めしが
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)