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おほかはばた
ふりがな文庫
“おほかはばた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大川端
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大川端
(逆引き)
(或は心理描写の影を帯びてゐる。)
大川端
(
おほかはばた
)
の秋の夕暮に浪費を思つた吉井勇氏はかう云ふ点では石川啄木と、——貧苦と闘つた石川啄木と
好個
(
かうこ
)
の対照を作るものであらう。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
材木町
(
ざいもくちやう
)
の
陶器屋
(
たうきや
)
の
婦
(
つま
)
、
嬰兒
(
あかご
)
を
懷
(
ふところ
)
に、
六歳
(
ろくさい
)
になる
女兒
(
をんなのこ
)
の
手
(
て
)
を
曳
(
ひ
)
いて、
凄
(
すさまじ
)
い
群集
(
ぐんしふ
)
のなかを
逃
(
のが
)
れたが、
大川端
(
おほかはばた
)
へ
出
(
で
)
て、うれしやと
吻
(
ほつ
)
と
呼吸
(
いき
)
をついて、
心
(
こゝろ
)
づくと、
人
(
ひと
)
ごみに
揉立
(
もみた
)
てられたために
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
は
浜町
(
はまちやう
)
の
横町
(
よこちやう
)
をば次第に道の
行
(
ゆ
)
くまゝに
大川端
(
おほかはばた
)
の方へと歩いて行つた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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(3作品)
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