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えんしょく
ふりがな文庫
“えんしょく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
艶色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艶色
(逆引き)
顔の色を林間の
紅葉
(
もみじ
)
に争いて酒に暖めらるゝ風流の仲間にも
入
(
い
)
らず、
硝子
(
ガラス
)
越しの雪見に
昆布
(
こんぶ
)
を
蒲団
(
ふとん
)
にしての湯豆腐を
粋
(
すい
)
がる徒党にも加わらねば、まして
島原
(
しまばら
)
祇園
(
ぎおん
)
の
艶色
(
えんしょく
)
には
横眼
(
よこめ
)
遣
(
つか
)
い
一
(
ひ
)
トつせず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
凄
(
すさ
)
まじい
斬傷
(
きりきず
)
、
蝋
(
ろう
)
のような顔に、昨日の
艶色
(
えんしょく
)
はありませんが、黒髪もそのまま、
経帷子
(
きょうかたびら
)
も不気味でなく、さすがに美女の死顔の美しさは人を打ちます。
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
... も
欺
(
あざむ
)
きぬ。……
類
(
たぐい
)
なき
艶色
(
えんしょく
)
、
前
(
さき
)
の日七尾の海の渡船にて見参らせし
女性
(
にょしょう
)
にも勝りて)……と云って……(さるにても、この若き女房、心
頑
(
かたくな
)
に、
情
(
なさけ
)
冷
(
つめた
)
く、言わむ方なき
邪慳
(
じゃけん
)
にて、)
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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