“うりさばき”の漢字の書き方と例文
語句割合
売捌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畢竟つまり売捌うりさばきの方法が疎略そりやくであつたために、勘定かんじやう合つてぜにらずで、毎号まいがう屹々きつ/\印刷費いんさつひはらつて行つたのが、段々だん/\不如意ふによいつて、二号にがうおくれ三がうおくれとおはれる有様ありさま
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
れまで書林のすべき事はすべて此方の直轄にして、書林にはただ出版物の売捌うりさばきを命じて手数料を取らせるばかりのことにしたのは、れは著訳社会の大変革でしたが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
今や、サモアを守るみちはただ一つ。それは、道路を作り、果樹園を作り、植林し、其等の売捌うりさばきを自らの手でうまくやること。一口にいえば、自分の国土の富源を自分の手で開発することです。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)