“うまお”の漢字の書き方と例文
語句割合
馬追100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「たいへんに精(せい)が出(で)るな。」と、月(つき)はいいました。馬追(うまお)いはびっくりして、二本(ほん)の長(なが)いまゆ毛(げ)を動(うご)かして、声(こえ)のした空(そら)を仰(あお)ぎながら
酒屋のワン公 (新字新仮名) / 小川未明(著)
昔話の主人公となった梟や時鳥、東北の野山ではカッコウや馬追(うまお)い鳥(どり)が、いずれも暮れかかってから啼きしきる鳥であったことは、私には些(すこ)しも偶然とは思われぬ。
「馬追(うまお)ひ谷(だに)のやぶ薔薇は大へんいぢ悪だつてことだが、ほんたうだらうか。」
虹猫と木精 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
しっとりとした、静(しず)かな夏(なつ)の夕暮方(ゆうがた)であります。圃(はたけ)に立(た)っている、とうもろこしの、大(おお)きな垂(た)れさがった葉(は)に腰(こし)をかけて、馬追(うまお)いが、知(し)っているかぎりの唄(うた)をうたっていました。
酒屋のワン公 (新字新仮名) / 小川未明(著)