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いんいん
ふりがな文庫
“いんいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
殷々
70.6%
陰々
19.6%
隠々
7.8%
因夤
2.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殷々
(逆引き)
殷々
(
いんいん
)
と響く初午の太鼓。かなたに多那川の堤を焼く煙。野地の
籔鶯
(
やぶうぐいす
)
。畑に麦踏む頬冠りの人。藍染橋を渡る野良猫と町の猫との恋。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
いんいん(殷々)の例文をもっと
(36作品)
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陰々
(逆引き)
舟子
(
かこ
)
の一人は、それを気にするやうに、そつと舷から外を覗いて見た。霧の下りた海の上には、赤い三日月が
陰々
(
いんいん
)
と空に懸つてゐる。すると……
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いんいん(陰々)の例文をもっと
(10作品)
見る
隠々
(逆引き)
程立
(
ほどた
)
って力無げに
悄然
(
しょんぼり
)
と岩の間から出て、流の
下
(
しも
)
の方をじっと
視
(
み
)
ていたが、
堰
(
せ
)
きあえぬ
涙
(
なみだ
)
を
払
(
はら
)
った手の甲を
偶然
(
ふっと
)
見ると、ここには
昨夜
(
ゆうべ
)
の煙管の
痕
(
あと
)
が
隠々
(
いんいん
)
と青く現れていた。
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
いんいん(隠々)の例文をもっと
(4作品)
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因夤
(逆引き)
中にも彼が仕途は水野美濃守の
因夤
(
いんいん
)
によりしに
係
(
かかわ
)
らず、彼は大義
親
(
しん
)
を滅すの理に
拠
(
よ
)
り、彼をすら
斥
(
しりぞ
)
けたりき。寵臣去りて群小の肝胆寒し。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
いんいん(因夤)の例文をもっと
(1作品)
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