トップ
>
いちりづか
ふりがな文庫
“いちりづか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一里塚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一里塚
(逆引き)
路傍の
一里塚
(
いちりづか
)
も後になりて、年
経
(
ふ
)
りし松が枝も此方を見送り、柳の糸は旅衣を
牽
(
ひ
)
き、梅の花は裳に散り、
鶯
(
うぐいす
)
の声も後より慕えり、若菜摘める少女ら、
紙鳶
(
たこ
)
あげて遊べる童子ら
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
狭く科学と限らず一般文化史上にひときわ目立って見える堅固な石造の
一里塚
(
いちりづか
)
である。
相対性原理側面観
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
向日葵
(
ひまはり
)
、
向日葵
(
ひまはり
)
、
百日紅
(
ひやくじつこう
)
の
昨日
(
きのふ
)
も
今日
(
けふ
)
も、
暑
(
あつ
)
さは
蟻
(
あり
)
の
數
(
かず
)
を
算
(
かぞ
)
へて、
麻野
(
あさの
)
、
萱原
(
かやはら
)
、
青薄
(
あをすゝき
)
、
刈萱
(
かるかや
)
の
芽
(
め
)
に
秋
(
あき
)
の
近
(
ちか
)
きにも、
草
(
くさ
)
いきれ
尚
(
な
)
ほ
曇
(
くも
)
るまで、
立
(
たち
)
蔽
(
おほ
)
ふ
旱雲
(
ひでりぐも
)
恐
(
おそろ
)
しく、
一里塚
(
いちりづか
)
に
鬼
(
おに
)
はあらずや
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
いちりづか(一里塚)の例文をもっと
(8作品)
見る