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いちにしやく
ふりがな文庫
“いちにしやく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一二尺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一二尺
(逆引き)
一方
(
いつぱう
)
が
廣庭
(
ひろには
)
を
圍
(
かこ
)
んだ
黒板塀
(
くろいたべい
)
で、
向側
(
むかうがは
)
が
平家
(
ひらや
)
の
押潰
(
おしつぶ
)
れても、
一二尺
(
いちにしやく
)
の
距離
(
きより
)
はあらう、
其
(
そ
)
の
黒塀
(
くろべい
)
に
眞俯向
(
まうつむ
)
けに
取
(
と
)
り
縋
(
すが
)
つた。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
即
(
すなは
)
ち
海水
(
かいすい
)
が
段々
(
だん/\
)
狹
(
せま
)
くなる
港灣
(
こうわん
)
に
流
(
なが
)
れ
込
(
こ
)
むことになり、
隨
(
したが
)
つて
沖合
(
おきあひ
)
では
高
(
たか
)
さ
僅
(
わづか
)
に
一二尺
(
いちにしやく
)
にすぎなかつた
津浪
(
つなみ
)
も、
港灣
(
こうわん
)
の
奧
(
おく
)
に
於
(
おい
)
ては
數十尺
(
すうじつしやく
)
の
高
(
たか
)
さとなるのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
いちにしやく(一二尺)の例文をもっと
(2作品)
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