“あんしゆ”の漢字の書き方と例文
語句割合
庵主100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きけば上新田村無量庵の庵主あんしゆとか申事もつとも水呑村より三里にちか隣村りんそんなれども此九郎兵衞もとより歸依きえなければ御ばうかほ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
百樹もゝきいはく越遊して塩沢に在し時、牧之老人にともなはれて雲洞庵にいたり、(塩沢より一里ばかり)庵主あんしゆにも対話たいわなし、かの火車おとしの袈裟けさといふ物その外の宝物古文書こもんじよるゐをも一らんせり。
聞しに直にそばなる故尋ねゆきて金子二分取出し葬り呉よと頼みけるに回向院の庵主あんしゆ承知して奇特きどくなることなりと是を葬り香華かうげ手向たむけ經文きやうもんを讀て供養致しければ城富は燒香せうかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
百樹もゝきいはく越遊して塩沢に在し時、牧之老人にともなはれて雲洞庵にいたり、(塩沢より一里ばかり)庵主あんしゆにも対話たいわなし、かの火車おとしの袈裟けさといふ物その外の宝物古文書こもんじよるゐをも一らんせり。