“あんしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
庵主40.0%
安朱20.0%
晏殊20.0%
行取20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで庵主あんしゅ古川老ふるかわろうのお話は、非常に興味が深く、また大いに啓発されるところがあった。
淡窓先生の教育 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ただ一つこの暴女王が、容易たやすく軽蔑しかねているのが、現にいま住む山科の安朱あんしゅの地点なのであります。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あれは、三井さんのお嬢さんで、今度、この山科の安朱あんしゅの光悦屋敷というのをお求めになりました。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
晏殊あんしゅ春恨詞しゅんこんしの一節を口にした。すると女は泣いて言った。
蓮香 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
仏祖の保任する即心是仏は、外道げどうの哲学のゆめにもみるところでない。ただ仏祖と仏祖とのみ即心是仏しきたり、究尽しきたった聞著もんじゃ行取あんしゅ証著しょうじゃがある。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)