“あいご”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アイゴ
語句割合
愛護33.3%
相伍33.3%
相互16.7%
相碁16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰ぎ願くは三世十方の諸佛、愛護あいご御手おんてを垂れて出離しゆつりの道を得せしめ給へ。過去精麗くわこしやうりやう出離生死しゆつりしやうじ證大菩提しようだいぼだい
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
二色摺紅絵の発明者と称せらるる西村重長の門人鈴木春信は石川豊信鳥居清満と相伍あいごして多年三色摺の経験を積みしが、明和二年に至り、板木師はんぎし金六きんろくなる者をして遂に見当摺けんとうずりと称して
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
猛虎も動物園に入れば糞豚ふんとんの隣りに居を占め、鴻雁こうがんも鳥屋に生擒いけどらるれば雛鶏すうけいまないたおなじゅうす。庸人ようじん相互あいごする以上はくだって庸猫ようびょうと化せざるべからず。庸猫たらんとすれば鼠をらざるべからず。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
蟠「はゝゝ、奥女中の御挨拶はと芝居めきますな、さて御前、お約束のお碁でございますが、わたくしは瀧村殿に二目にもく置きますから、丁度御前様とはお相碁あいごでございましょう」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)