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板木師
ふりがな文庫
“板木師”の読み方と例文
読み方
割合
はんぎし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんぎし
(逆引き)
一方の隣がもう珍らしいものになっている
板木師
(
はんぎし
)
で、
篆刻
(
てんこく
)
なんぞには手を出さぬ男だから、どちらも爺いさんの心の平和を破るような
虞
(
おそれ
)
はない。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
二色摺紅絵の発明者と称せらるる西村重長の門人鈴木春信は石川豊信鳥居清満と
相伍
(
あいご
)
して多年三色摺の経験を積みしが、明和二年に至り、
板木師
(
はんぎし
)
金六
(
きんろく
)
なる者をして遂に
見当摺
(
けんとうずり
)
と称して
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あの
鈴形
(
すずなり
)
に澄んだ目も、きりッと
蕾
(
つぼ
)
んだ口元も、
板木師
(
はんぎし
)
が一本一本
毛彫
(
けぼり
)
にかけたような髪の
生
(
は
)
えぎわも、ふるいつきたい
襟
(
えり
)
あしの魅力も、
小股
(
こまた
)
のきれ上がった肉づきも、おれの手にかかれば翌朝は
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
板木師(はんぎし)の例文をもっと
(3作品)
見る
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
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