“木板”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いた25.0%
ぼくはん25.0%
もくはん25.0%
もくばん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汽笛(ふえ)なんか鳴らしたから不可(いけ)なかったんです。……傾(かし)いだ原因はまだ判然(わか)りませんが、船底の銅版(あか)と、木板(いた)の境い目二尺に五尺ばかりグザグザに遣られただけなんです。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
旗艦を目ざす敵の弾丸ひとえに松島にむらがり、鉄板上に裂け、木板(ぼくはん)焦がれ、血は甲板にまみるるも、さらに覚えず。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
新傾向の俳人には六号活字しか読めないのだから木板(もくはん)の本はいらない訳だ。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
下の方に大きな木板(もくばん)で汝はと二字だけ見える、あとが見たいがあいにく露出しておらん。次の行には早くの二字だけ出ている。こいつも読みたいがそれぎれで手掛りがない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)