木板ぼくはん)” の例文
旗艦を目ざす敵の弾丸ひとえに松島にむらがり、鉄板上に裂け、木板ぼくはん焦がれ、血は甲板にまみるるも、さらに覚えず。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)