木板もくばん)” の例文
下の方に大きな木板もくばんで汝はと二字だけ見える、あとが見たいがあいにく露出しておらん。次の行には早くの二字だけ出ている。こいつも読みたいがそれぎれで手掛りがない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)