“木地師”の読み方と例文
読み方割合
きじし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あッ、なるほど、そうでしたねえ。袴様を探しに行くんでしたねえ、木地師きじしのあとを追っかけてさ。にわかに楽しくなくなっちゃった」
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
うちの親玉にもたいていあきれるじゃありませんか、きのう市場でもって、ちょっと渋皮のむけた木地師きじしの娘かなんかを掘出してしまったんですとさ、そうして、今晩から母屋おもやの方で一生懸命
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「みんなつま先で歩いているよ、多勢の木地師きじしが通ったと見える」
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)