“あいたがい”の漢字の書き方と例文
語句割合
相互100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塾中の生徒は長者に対するのみならず相互あいたがいの間にも粗暴無礼はもとより禁ずる所なれども、講堂の廊下その他塾舎の内外往来頻繁ひんぱんの場所にては
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その所論おのおのおもむきを一にせずして、はなはだしきは相互あいたがい背馳はいちするものもあるに似たれども、平安の一義にいたりては相違あいたがうなきを見るべし。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
一体塾生の乱暴と云うものはれまで申した通りであるが、その塾生同士相互あいたがい間柄あいだがらと云うものはいたって仲のいもので、決してあらそいなどをしたことはない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)